ウサギとスーパー・ジュディ・オング・タイム

ふと思い立って、「SJT(スーパー・ジュディ・オング・タイム)だ」と呟いた。

 

白いタオルケットを体に巻きつけ、「魅せられて」を歌い踊ってみたが、妻もウサギも僕のことを見てはいなかった。

 

いや、正確に言うと、ウサギは少しだけ僕を見つめていた。奇怪な生物を見るような目で。

 

いいじゃないか。ウサギに軽蔑されたとしても、生きているだけで、いいじゃないか。

 

 

ウサギ:заяц(ザーイツ)、кролик(クローリク)